J<シュークリームちゃんと届いてるよ!>

原「お嬢さん?」

受け手「はい」

原「00だか、00という言葉が聞こえるんだけど」
受け手「00コと言います。」
原「00コちゃん?だから00か00と聞こえるんですね。じゃあ、お嬢さん来ていますよ。この子ね、今小さい子で見えるんだけど。
  小学生で見えるんだけど。でも、向こうの世界に行ったのはもうちょっと大きいよね?」

受け手「19です。」

原「うん、最初17、18くらいかなと思ったんだけど、今、ちっちゃい子にす〜っと戻って行っちゃったのね。(この子の)歴史を言いたいんだと思います。
  元々幼稚園、小学校くらいの頃は、活発な快活なお嬢さん、明るいお嬢さんだったと思うんだけど。」

受け手「はい。」

原「よく喋るし。楽しい感じのお子さんだったのね。」

受け手「はい。」

原「それがだんだん大人っぽくなってくるの。その快活な子がだんだんだんだん大人っぽくなって、すごく大人っぽい感じで。。。
  デザインとか勉強してた?デザインとか芸術系のこと。」

受「やっていない。」

原「何かそんなことを。。。そういうのが好きだったとか、そんなことも言うんだけど。最後の方、ちょっと悩みがちだったとかありますか?」

受「悩みがちでした。」

原「そうですよね。快活な子がだんだん大人になるにつれ、悩みがちになって来ちゃって、その歴史を(彼女が)言いたいみたいなんです。
  その移り変わり。もともと私はすごく明るい子だったのよっていうのを伝えたいって言って来ます。
  そのお嬢さんをお母さんが理解しよう、理解しようって、一生懸命いろいろ話しかけたりとか、聞こうとしていたって言うんだけど。
  だけど、最後の方はそう言うことを言いたくなかったみたいなんですね。細かいことを言いたくないって、そう言う風にして
 、だからお母さんは余計に心配になっちゃって。。。ってそんな感じに言って来ます。」

受「はい」

原「でも、説明したくなかったし、できなかったんだよって。本人は、ちょっと大人の世界みたいな感じで、あんまり言いたくなかったんだって。
  でも、楽しく過ごしてたよって、言って来ます。」

受「そうですか。」

原「この子も、あっという間に(あちらの世界に)行っちゃったような感じですが。」


受「病気がわかってから一年ちょっとくらい。」

原「一年間かかってた?」

受「最初わかってから1年」

原「でも、最後急変していないかしら?」

受「ひと月でばっと」

原「最後、急変したって言うんです。でも、本当に楽しかったよって、言うんです。楽しく過ごしたよって、言ってきています。
  ボーイフレンドもいたし、って言うんだけど。」

受「いなかったと思うんですけど。。」(会場笑)

原「デートとかもしていたと思うんだけど。」

受「してなかったと。。。。」

原「そういう楽しい思いもしたよって。ちょっと出かけたりとか、お茶飲んだりとかって言うんだけど。」

受「そうですか。大学も二ヶ月くらいで行けなかったので、その時ですかね。」

原「高校は共学でしょ。そういう時にも、ちょっとしたみんなでお茶飲んだりとかあったりとか。なんでこんなことを言うかというと、
  多分、お母さんがそういう楽しい思いもなんにも味あわないで(彼女が)いっちゃったんじゃないかって、気にしているからだと思うんだけど。」

受「はい。」

原「デートの一つもしないでいっちゃったんじゃないかしら、みたいに。」

受「そうですね。」

原「だから、それを安心させようと思って言っているの。そういう楽しいこともあったよって。女の子らしい。
  だから何も、ちょっとした青春みたいなことも味あわずに、あの世に行っちゃったっていうことはないよ、って。十分楽しんでたよって。友達も結構いたと思うんだけど。」

受「そんなには。。」

原「でも、楽しそうよ。そう言ってるんだけど。向こうで綺麗な野山を一生懸命歩いているんだけど、わんちゃんを連れています。」

受「飼いたかったんですけど、飼えなくって。」

原「犬の散歩に、こんなになって(格好をしてみせる)引っ張ってます。ちょっと大きめのワンちゃんなんですけど。」

受「パグかブルドックが飼いたいとか言っていたんです。」

原「それよりももうちょっと大きいです。何かこう(犬に)引っ張られている感じで。リードを引っ張られている感じで散歩している姿で。」

受「うさぎを飼っていたんです。リードをつけて。」

原「リードをつけてた?」(会場笑)

受「小学校1年くらいの時。」

原「リードをつけていて、もうちょっと大きい犬に引っ張られていると思います。そうやって散歩しているのと、あと、バドミントンをやっているんだけど。
  バドミントンは特に記憶ないですか?」

受「柔道していたので。中学までは。。。。あっ、家の裏で家族4人でよくバドミントンをしていました。」

原「ああ、それですね。バドミントンもやっているよって言ってきています。あと、この子のおばあちゃんっていう人が向こうの世界に行っていませんか?」

受「行っていないです。」

原「年配のおばあちゃんっていう人が来ているんだけど。そうしたら、この子にとってのひいおばあちゃん、
  お母さんにとってのおばあちゃんはあっちの世界に行っていますか?」

受「母親の母はもう亡くなっています。」

原「結構お年で、80くらいで亡くなったおばあちゃん。そのおばあちゃんもいるよって。 
  このおばあちゃんって、代々続いた、家柄的に古いお家の人だったと思うんだけど。
  このおばあちゃんに(お嬢さんが)お家の歴史を教えてもらってるって言っています。親族の話とか。
  あと、お父さん、お父さんもこの子がいつも向こうの世界で元気かなっていうことを気にしているって。
  元気にしているかなっていう問いかけをしているって。
  だから、お父さんに元気だよって言ってって言っています。
  『元気か?元気か?』っと問いかけているって。言わないかもしれないけれど。
  心でいつも言っているんだと思います。だから元気って伝えてって。『元気だよ』って。
  お父さんとも(生前)深い話をするわけではなくて、
  一言ポッという感じで。」

受「そうなんです。」

原「『元気か?」っていうと『元気だよ』って、そういう感じなの。だからこれこれこうでねっていうのではなくて、一言で。それから、シュークリーム。」

受「いつもシュークリームを供えるんです。主人が買い物に行ったらシュークリームを供えて、私たちも。」

原「ああ、だから。」

受「いつもシュークリームで。エクレアの方が好きだったんだって言うんだけど、いつもシュークリームで。」

原「シュークリーム、ちゃんと届いてます。まあ、エクレアでもどっちでもいいよって。」(会場笑)

原「それで、また、ショートケーキも好きって。」

受「17日が主人の誕生日だったので、ケーキを買って来て、切ったのを供えてたし、それが苺のショートケーキでした。
  あの子はチーズケーキが好きだったんだけど、私たちは生クリームが好きで。」

原「ああ、だからね。苺のショートケーキを見せるんです。ちゃんと届いてます。」

原「あと、この子自転車乗っていました?」

受「はい。」

原「その自転車まだあるでしょ?その自転車がまだあるって言っています。」

受「乗っているんです、主人が。」

原「お父さんが乗って活用してくれているなら良かったって。結構よく走る自転車だって言っています。」

受「はい、もうだいぶ、10年近くなるのによく走っています。」

原「性能良いって言っています。それからママも好きなことやってって言っています。お母さん何かやりたいことあるんじゃないかな?」

受「はい。」

原「だけど、こういうことがあったから、もう私はこんなことやっている場合じゃないわっていう感じになっているみたいで。
  何かお勉強が関わっていることで。資格取ろうとかそういう感じ。」

受「資格というか、ボランティア的なこと。」

原「お母さんも好きなことやらなきゃって。年取るよって。(言い方が)ぽっ、ぽっ、ぽっ、なんですよ。」

受「そうなんです。一言、一言なんです。」

原「やんなきゃ、年取っちゃうよ、っていう感じで。若がえんなきゃって。お母さんに、美容系のことで、最近お手入れしてないじゃんとかって。」(会場笑)

受「昔っからしてないんです。」

原「もっとしなきゃって。パパのことを男の人だって思ってないでしょって。」

受「思ってない。」(会場笑)

原「もうちょっと、女の子らしいことを。。。でも、彼女もあんまりしないよね。」

受「ボーイッシュで」

原「だから、してねっていう感じで。二人とも、お母さんもお嬢さんもさっぱりしているから。」

受「そうですね。」

原「あと、男兄弟いない?」

受「弟が」

原「そのこと言っていますよ。あのね。(弟さん)要領が悪いんだって。」

受「そうなんです。」

原「わかっているんだけど、要領が悪いんだよねって言って笑って見ています。でも、根は純粋な良い子だって言っていますよ。
  でも、お父さんとお母さんを、弟に託すしかないからねえって言っています。でも、まあ、私も応援するよって。本当に(お嬢さんは)ボーイッシュだよね。
  そういう言い方なんです。」

受「はい、そんな言い方です。」

原「弟さんもなにかスポーツやっているの?柔道とか。」

受「野球、今は辞めて」

原「体を動かすのが良いみたいよ、弟さんも。」

受「そうですか。」

原「この子(弟さん)今、自分の進路を悩んでいますか?」

受「そうです。」

原「進路のことを言っています。やりたいことをやればいいよって。何かやりたいことはあるんだよね?」

受「あるんです。」

原「医療系?」

受「いえ、先生になろうと。」

原「理系?」

受「はい」

原「だからかな。医学系の感じで見えました。理科の先生とか?」

受「数学」

原「数学の方か、なるほど。どこかで、医療系にも興味を持つかもしれません。医療とか癒しとか。どっちでもいいんじゃないかな。
  でも(お嬢さんが)要領が悪いから先生の方が安心かもねだって。(会場笑)でも、ちゃんと応援しているし、まだ一緒に暮らしているでしょ?」

受「大学なので、一人で」

原「でも、3人で食事している時に、自分もいるって言う言い方を(お嬢さんが)するんだけど。」

受「私もいつもそう思って食事しています。」

原「3人で会うことはありますよね?」

受「この間帰って来たりとか。」

原「その時に自分も一緒にいるからねって。あと、旅行のことだけど、北海道って言っています。」

受「弟が北海道に旅行に夏に行ったんです。2回も。」

原「ああ、じゃあそれも(お嬢さんは)知っています、ちゃんと。弟の動向もちゃんとチェック済みだそうです。」

受「弟がすごく好きだったので。」

原「飛行機で行ったのを、ちゃんとお姉ちゃんはわかっています。元気だから、みんなに元気って言っておいてって。本当にさらっとしています。
  そう言いながらも、本当に『ママ、ありがとうね』って言っています。ママって呼んでたの?」
受「おかあさん」

原「でも、ママって言っています。『ママ、ありがとうねって』なんで、ママなのかしら。
   甘える時だけママっていう子だったかしら?」

受「もっと甘えたかったのかもしれません。」

原「照れ屋だよね。だから、ありがとうねって言っています。あと、お嬢さんの写真をいつも財布かな、
  何か挟むところに持っているの知ってるよって言っています。」

受「そうなんです。カバンにいつも入れていて。はさんでいるもので、クシャクシャになっちゃって。毎日持ち歩いていて。」

原「だからいつも一緒に歩いているって。知ってるよって。」

(写真を回覧)

受「ありがとうございました。」